リーフドッグのこだわり

「私達は喜びを分かち合う世界を創ります」
私たちは喜びで満ち溢れる社会創りに貢献します。
ペットグルーミングを通じて全ての人が喜びを分かち合える世界を創ります。

獣医師と研究し学会発表をしています

オーナーグルーマーの石井が、獣医師と共に研究し、学会で発表しました。

 

テーマは肛門腺絞りについてです。

 

肛門腺絞りは犬が嫌がる施術の一つ。

絞らなければ病気になるという情報があり、その真意を確かめるために研究を行いました。

結果、絞らなければ病気になるという因果関係は無く、絞る事で病気の予防にはならないことが判明しました。

 

このような結果を受け、当店では肛門腺絞りをコースの中から除外しました。

 

不必要な施術で犬を苦しめたくない。という思いがあるからです。

 

 

そもそも肛門嚢炎にどうしてなるの?

という疑問が生まれます。

肛門嚢炎とは、感染症です。

細菌が感染し、ペットの身体の免疫力で抵抗できず炎症を起こします。

具体的には、肛門嚢という袋の中に、便の菌が逆流し、便の菌によって細菌感染を起こすと考えられています。そのような再現実験を行った研究が存在します。

 

また、肛門嚢内の分泌物が詰まることで炎症が起きないことも研究し、発表されています。

 

とはいえ、肛門を気にする犬がいます。それらの気にする行為と肛門嚢炎は関連してるのでは?という疑問もあり、私と獣医師で研究を行いました。

 

結果、肛門を気にする行為があっても、肛門嚢炎とは関連がない。

とはいえ、気にする行為が絞る事で解消される犬も稀にいる。という結果が出ました。

 

 

このような経緯があり、当店では肛門腺絞りをコースメニューから除外しています。

 

 

▶学会発表の詳しい内容は学会抄録をご確認ください。

 

 

 

 

行動学・解剖学を取り入れた犬のためのグルーミング

オーナーである石井はこれまでたくさんの学びと経験から、独自のグルーミング手法を作り出してきました。

犬の特性・行動学・解剖学・機能生理学、人の心と体について、道具の特性と使い分け・使い方・選び方など、多岐にわたります。

 

深い学びと独自のアイディアでグルーミングを言葉にして積み上げてきました。

 

その結果、執筆依頼・講師依頼が多方面よりいただくことが増え、当社の技術内容をマニュアルに取り入れたいと要望が多方面よりいただくようになりました。

 

このグルーミング手法は常に進化しています。

 

トリマーという存在は今まで、美しさや可愛さを創るもので、アーティストであるとの認識が強くあります。ですが、リーフドッグはアーティストでありながらも、犬のケアという部分を中心に行うグルーミングを基本とさせていただいております。

 

グルーミングの新しい常識を作るのはリーフドッグからだと確信しております。

 

 

グルーミングをイベントにせず、日常のケアにしたい

人の事情も考慮しながらも、犬の事情を中心においたグルーミングをしたい

 

 

さまざまなグルーミング手法があるこの世の中です。

誰かのやり方を否定するつもりはありません。

それはそれぞれのグルーマーが大切にしたい価値観があるからです。

 

リーフドッグはリーフドッグにしかない価値観を軸にこれからも前に進みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

滞在型を取りいれた、その後のわんちゃんたちの変化  2018年11月現在

2017年に取り入れました滞在型トリミングですが、1年以上たち、わんちゃんたちに様々な変化が見られました!

滞在型トリミングとは、トリミングでわんちゃんをお預かりする際、最低5時間以上お店で過ごす時間を頂き、トリミング作業の間に何度も休憩を入れる仕組みの事です。

 

わんちゃんたちの変化は以下の通りです。

  • 緊張でお水もおやつも受け入れてくれなかったわんちゃんが、表情が柔らかくなり、お水を飲んだり、おやつを口にできるようになりました!
  • ケージに入るとはぁはぁして落ち着かない様子だったわんちゃんが、はぁはぁする時間が短くなり、トリミング中もリラックスできるようになりました!
  • トリミングルームに自ら喜んで入っていくようになりました!
  • トリミング後は、へとへとで、爆睡していたわんちゃんが、その様な事がとても減りました!というお声を頂きました。
  • どこへ行くより、リーフドッグに行くことがとっても喜んで しっぽを振ってくれる!というお声を頂きました。

 

トリミングは一生しなければいけないものでもあり、定期的に行う事が必要と考えております。特に、お爪切りは定期的に行わなければ、全身の体の痛みにつながります。

トリミングがわんちゃんにとって、年に数回のイベントではなく、日常の当たり前の日になる事を大切にしています。

 

とことん優しいトリミングを追及しています。

当店ではわんちゃんのトリミングの負担をできるだけ最小限にするため、トリミング前後、トリミングの途中に休憩タイムを挟むようにしております。実際のトリミング時間でお預かりするのではなく、休憩時間を含めたお時間をご案内しております。

 

お店に滞在する時間が多い事で、わんちゃんもお店の環境に慣れます。

普段おうちの中以外の環境に慣れることは、社会化にもつながります。

それは、急にわんちゃんをお店に宿泊させなければならなくなったとき、お店の環境に慣れている事で、緊張や寂しさからくる精神的負担を最小限にしてくれるでしょう。

また、高齢期に入り緊張や不安からトリミング後に体調を崩す事例もございます。

わんちゃんの将来を考え、高齢期になっても定期的にトリミングし、衛生を保つことができるように、私たちが今できる最大限の努力をさせてください。

 

何らかのご事情で早めの仕上がり時間をご希望の場合は、その旨スタッフへご相談くださいませ。

わんちゃんの負担を一番に考え、お時間や作業内容の縮小などのご案内をさせていただきます。

 

 

※当店はほかのわんちゃんと遊ばせることは致しておりません。

ケージやサークルで個別にお預かりいたします。

わんちゃんが苦手なわんちゃんでもゆっくりと過ごしていただけます。

爪切りと健康へのこだわり

リーフドッグでは4週間を目安にトリミングをお勧めしております。

この期間には爪という観点から大切な理由があります。

 

犬は人と違い、鈎爪と言って、骨に巻き付いた爪の構造をしています。

犬の爪は伸びていくと地面に突き刺さるように伸びます。

伸びすぎた爪で歩行すると、爪が邪魔になり、指の骨ごと指がねじれた状態になります。

指がねじれた状態で歩行することは、犬にとってとても苦痛を伴います。

 

人で言えば、足に合わない靴を履き、その靴の中に石ころが入って指にあたっていたとします。このような状態で数か月歩行し続けることが出来るでしょうか?

痛くて元気がなくなってしまいますね。

 

また、数カ月間そのような痛みを抱えた指を触られたいと思いますでしょうか?

 

その様な痛みを抱えた指を私達は触る時、とても慎重になります。

犬にとっては、このような辛い時間がトリミングの時間だ。とインプットされ、トリミングが大の苦手になってしまうことは少なくありません。

 

ですから、爪が伸びて指が、足腰が痛くなってしまう前に、爪切りにだけでもいいのでいらしてほしいのです。

 

痛い痛いとなってしまった指も、独自の技術と最先端の道具を使用し、できる限りわんちゃんに負担がかからないようにカットさせていただきます。

 

 

わんちゃんが健やかな日々を送れますよう、ぜひお願いいたします♡

 

オーナーグルーマーの石井が独自に犬の爪について研究しています。

爪切りについての詳しい内容はこちらのブログへ。

シャンプー、ブロー、コーミングのこだわり

「リーフドッグでトリミングしてもらってから、ブラッシングをしなくても毛玉になりにくくなった!」

とお客様より、嬉しいお声を頂きます。

 

それには理由があります。

当店では独自で研究した技術を持っています。

 

 ◆シャンプーでは

   シャンプーの種類

   シャンプーの組み合わせ

   シャンプー、リンスの組み合わせ

   シャンプーの方法

 

 ◆ブローでは

   ブラシの種類の選択

   ブラシの動かし方

   ブラシを動かす方向

   風の温度の調節

   風の当て方

 

 ◆コーミングでは

   コームの種類

   コームの入れる向き

   コームの入れる方向

 

等々、、、全ての選択に論理的に理由があって使用しています。

 

わんちゃんに負担がないのはもちろんの事、

飼い主様にとっても、お家でのお手入れが楽になる技術を提供してまいりたいと考えております。

 

 

 

安全へのこだわり

当店ではトリミングテーブルからの落下防止のため、トリミングリードを必ず装着するようにしております。ペットサロン協会のトリミングサロンでの事故事例としてトリミングテーブルからの落下による骨折や死亡事故の報告があるためです。(幸い当店ではまだそのような事故は起きておりません。)
そのため、安全ベルトとしてトリミングリードを使用するようにしております。

 
トリミング安全対策として
・一頭一本のトリミングリードを使用し、

 使用後は消毒の徹底
・リードの犬への取り付け位置は、解剖学を学び、

 気管を圧迫しない位置に。

・リードを取り付けるアーム棒の落下防止のストッパーの設置

 

 

その他、安全設計をされている海外製のバリカンを使用する等、トリミング時の事故をできるだけ予防するように独自の工夫をしております。

 

お水へのこだわり

飲み水は全て還元水素水

当店ではわんちゃんの飲み水は全て還元水素水です。

水素水はアルカリ性で水素を多く含むため体が錆びにくい抗酸化作用があります。

また、水道に含まれる塩素や放射性ヨウ素を分解除去してくれます。

人間の体も、わんちゃんの体も70%は水分からできています。

体にいい美味しい水を飲むことは体の機能を正常に保つということです。


シャンプーには体温に合わせた弱酸性のお水

シャンプーの後には電解酸性水という弱酸性のお水を体温と同じ温度に温めて体にかけています。わんちゃんの体には人間のように水の汗をかくエクリン腺は足の裏にしかなく、体表にはアポクリン腺という汗腺があり乳白上で粘度の高い汗をかきます。

アポクリン腺から出される汗にはアミノ酸やアンモニアを含むため、皮膚の上にいる悪玉細菌の餌になりやすいのです。

 

皮膚の上にいる悪玉細菌が多くなると臭いを発し、皮膚の上にありバリア機能を果たしている皮脂膜がアルカリ性に傾いてしまいます。

 

皮膚はタンパク質からできており、タンパク質の性質上、皮脂膜がアルカリ性よりも、弱酸性のほうが健全な機能をはたせます。

リーフドッグのシャンプーでは、お肌の上の汚れを取り除いた後、電解酸性水をかけることで、健全な弱酸性のお肌に戻るようにうながします。また、弱酸性のお水は被毛のキューティクルを閉じるリンス効果もあります。より健康でキレイなお肌と被毛を育てるためにお水という視点からちょっとしたお手伝いをしています。


道具やシャンプーへのこだわり

わんちゃんが身を委ねられる工夫を

当店では”学び”を大切にしています。
わんちゃんが私達に身を委ねられるようになるためにはどうしたらいいかな〜と日々考え、工夫をしています。

体全体だけでなく、心にも、皮膚や被毛、爪切りに至るまでできるだけ刺激を少なくすることをグルーマーの手技だけでなく、より良い道具を選ぶ事で負担を減らす努力をしています。


・最新の道具の情報収集と共有

・道具(シャンプー含む)の使い方の勉強と独自の研究

・犬の体についての勉強と独自の研究

・道具の消毒の徹底、他のわんちゃんとの使いまわしの禁止

トリマー仲間と一緒に勉強したり、オーナートリマーの石井がセミナー講師や雑誌の執筆等で情報を共有するようにしています。当店だけの発展ではなく、業界全体が学びを通して各地の飼い主様やわんちゃんが幸せになる事を願っています。

 

 


フードやおやつへのこだわり

心と体の健康オススメのフードをスタッフが厳選

体の健康に必要のないと考えられる添加物の排除はもう当たり前になってきました。

ドッグフードは体を作るものですが、良いものが入っていても、それが吸収されなければ意味がありません。

当店ではフードの安全性はもちろんの事ですが、フードの消化吸収といった観点からドッグフードを厳選しております。

 

 最近よく黄色い液体を吐いたりしていませんか?

 いつも同じドッグフードを大袋で購入していませんか?

 

そんな時はぜひドッグフードを今一度見直してみてください。

 

 

犬の食事と向き合うグルーマーが、わんちゃんの食事の幅が広がるよう、お手伝いさせていただければと考えております。